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ChronoPulse(クロノパルス)

2026年第3四半期のChronoPulse(クロノパルス)時計価格指数は過去3年間で最高水準に続伸

ヴァシュロン・コンスタンタンとパテック フィリップ、世界三大時計ブランドのうち2ブランドが価格上昇を牽引

chronopulse
ポートレート写真 Johannes Förster

Johannes FörsterChrono24

  • ChronoPulse時計価格指数は、過去3年間で最高水準に。その背景にあるのは、大きな変動を伴わない、緩やかで着実な成長。2026年第3四半期は0.7%上昇して1,471ポイントとなり、過去12カ月では7.5%上昇。
  • ヴァシュロン・コンスタンタンとパテック フィリップが指数の1位と2位を占める。この2ブランドがトップに並ぶのは珍しいこと。
  • ヴァシュロン・コンスタンタンは3カ月、6カ月、12カ月のすべての期間で指数首位。第3四半期には6.7%上昇し、四半期末には52週高値を記録。
  • カルティエは9月21日に1,712ポイントで過去最高値を記録。過去12カ月の価格上昇率は14.5%。

ドイツ・カールスルーエ、2026年11月4日 – 中古時計市場における時計の価格動向を示すChrono24のChronoPulse時計価格指数は、2026年第3四半期では四半期ベースで4期連続プラスとなり、7月から9月にかけて0.7%上昇しました。ヴァシュロン・コンスタンタンは3カ月、6カ月、12カ月のすべての期間で最も高い上昇率を記録し、パテック フィリップは6カ月と12カ月の期間で上昇率2位にランクしました。

第1四半期に2.8%、第2四半期に1.9%上昇した指数は1,471ポイントで9月を終えました。8月に記録した52週高値の1,477ポイントに近い水準です。指数は過去6カ月で2.7%、過去12カ月で7.5%上昇しています。ChronoPulse時計価格指数は、過去3年間で最高水準に。

brand heatmap

第3四半期の指数を動かした要因

  • ヴァシュロン・コンスタンタン(第3四半期は+6.7%、6カ月では+8.2%、1年では+17.7%):ヴァシュロン・コンスタンタンは3カ月、6カ月、12カ月のすべての期間で最も高い上昇率を記録し、パテック フィリップは6カ月と12カ月の期間で2位を維持しました。1,670ポイントの52週高値で9月を終え、2019年1月の基準値を67.0%上回る水準です。
  • カルティエ(第3四半期は+0.7%、6カ月では+3.6%、1年では+14.5%):カルティエは9月21日に1,712ポイントで過去最高値を記録し、1,694ポイントで第3四半期を終えました。過去12カ月では、ヴァシュロン・コンスタンタンとパテック フィリップに次ぐ3位です。主な牽引役となったのはカルティエ 2960で、この1年で約45%の価格上昇を記録しました。
  • パネライ(第3四半期は+4.0%、6カ月では-1.2%、1年では+6.2%):パネライは第2四半期の下落から一転、第3四半期には指数内で2番目に高い上昇率を記録しました。年間でプラスとなったのは4年ぶりです。
  • パテック フィリップ(第3四半期は+3.0%、6カ月では+5.8%、1年では+17.0%):パテック フィリップは6カ月、12カ月のいずれの期間でも、ヴァシュロン・コンスタンタンに次ぐ2位。9月は52週高値の2,086ポイントで終えました。ステンレススチール製ノーチラスの3つのリファレンスは、過去1年間で指数内でも特に高い上昇率を記録しました。
  • オーデマ ピゲとオメガ(第3四半期はそれぞれ+2.0%、+1.7%):両ブランドとも、3カ月、6カ月、12カ月のいずれの期間でも上昇。オメガの過去6カ月の上昇率は4.2%で、ヴァシュロン・コンスタンタンとパテック フィリップに次ぐ指数内3位となりました。
  • ジャガー・ルクルト(第3四半期は+1.2%、6カ月では+2.3%、1年では+11.0%):回復基調が続き、過去12カ月ではヴァシュロン・コンスタンタン、パテック フィリップ、カルティエに次ぐ4位。レベルソの好調ぶりは、カルティエの急伸や、角型ケース全般の人気回復とも重なっています。
  • ロレックスとIWC(第3四半期はいずれも-0.2%):両ブランドとも、第3四半期はほぼ横ばいとなりました。ロレックスは前年の水準を6.0%上回り、過去6カ月では2.2%上昇。一方、IWCは過去12カ月で1.4%上昇したものの、過去6カ月では1.8%下落しました。

過去12カ月の推移

指数の対象となっているブランドの大半は、依然として前年の水準を上回っています。12カ月ランキングの上位はヴァシュロン・コンスタンタン、パテック フィリップ、カルティエが占め、ブライトリングはほぼ横ばい、下落したブランドはウブロのみでした。

過去1年間の価格上昇率が高かった上位10本の時計のうち、4本が角型ケースを採用しており、カルティエ サントス、タンク ルイ カルティエ、ジャガー・ルクルト レベルソ、タグ・ホイヤー モナコが含まれます。

Chrono24ブランドエンゲージメント部門責任者のバラシュ・フェレンツィは、以下のようにコメントしています。
「ヴァシュロン・コンスタンタンとパテック フィリップが同時に上位2位を占めるのは、注目すべきことです。特にヴァシュロン・コンスタンタンは第3四半期において際立った存在感を示しました。パテック フィリップの安定した推移と、カルティエの過去最高値更新は、コレクターの需要が独自のデザインを持つ一部のブランドに集中していることを示しています。指数全体としては四半期ベースで4期連続のプラスとなっていますが、こうした違いにも注目する価値があります」